うみからだいち
大地づくりが海づくり。水源の森「恵水の森」で間伐体験!
2011.08.16 14:42 by 管理人
2011年7月27日
前回、気仙沼にほど近いひこばえの森を訪ねて(森は海の永遠の恋人という言葉を知っていますか? )から2ヶ月弱。
今回は小田原の森を訪ねてきました。
*この「うみからだいち」というコーナーでは、海と大地(森)はつながっており、
山づくりが海を豊かにするという考え方を元に、色々な地域を訪ねています。
今回は鈴廣かまぼこが主催する如(ごとし)倶楽部の夏のイベントとして
開催された森林間伐に参加。神奈川県にある寄(やどりき)自然休養村という山林へ。
寄は、丹沢へ向かう曲がりくねった山道の途中にひらけた、のどかな山里です。
ここは自然休養村となっているためキャンプ場も多く、
中央を流れる中津川では川遊びやマス、ヤマメ釣りが楽しめるほか、ホタルを見ることもでる地域です。
間伐イベントの開催趣旨はこのようになっています。
毎日何気なく使っている水ももとをたどっていくと森林がおいしい水を作り出しています。鈴廣は神奈川県が推進している水源の森林づくりに参加し、松田町寄の惠水の森(めぐみのもり)にて植林作業を行い、水源林パートナーとして水源林作りに協力しています。今回如倶楽部では、普段触れることのない水源地となる森林の植林事業を森林インストラクター、ボランティアの方々の案内と説明を受けながら「水源林」を理解し、また、実際に育成している木の枝打ちを経験していただくことにより、「水を作り出す森林」の大切さを共に考えていただこうと企画をいたしました。
水源林パートナーという制度があるんですね。森林では、成長しすぎた木を間伐することにより、水源林を維持する必要があります。間伐って重要な活動なんです。
かながわ水源の森林づくりのページはこちら:http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f6730/
私たちの豊かな生活を守るために、森林は大切な働きをしています。特に、私たちが毎日使う水を安定的に確保するためには、水源地域の森林が元気で活力あることが大切です。
水源地域の森林を健康で活力ある状態に保ち、次世代に引き継いでいくために、
神奈川県では県民・企業・団体の皆様のご参加、ご協力を得ながら
「水源の森林づくり」に取り組んでいます。
水源の森林入り口
ここからいよいよ山へ入って行きます。
森林インストラクター、ボランティアの方々の案内があります。
直前に台風6号が通り過ぎた小田原。
直撃はしなかったものの、
山道はところどころ崩れていました。
登りはじめて30分。
たどり着いたのが「恵水(めぐみ)の森」です。
鈴廣かまぼこのぐっちゃんも来てたよ!!
鈴廣かまぼこがパートナーになっている森。ここの森林は、杉のように見えて檜の森です。
間伐は、育ってきた木々によって混み合ってきた山肌から、
樹木の成長を促すために間引くという作業です。
今回間伐したのはこちらの木。
この大きさで樹齢30年程度だそうです。
年輪を数えてみると29年!
さすが、プロの目だなと参加者一同感心。
間伐をすることによって、日光が地表まで届くようになると
草が生育しやすい環境になる事により
土壌流出防止にも繋がるという効果が期待できるとのこと。
そう、この間伐が、
山の土地を豊かに保つ為に必要なんですね。
今回は体験間伐ということで、
人力で間伐を体験しますよ〜!!
参加者全員で、一本の木を切っていきます。
のこぎりでギコギコ。
まずは横に、幹の1/3程切れ込みを入れて...
そこから、斜めに切れ込みを入れていきます。
実はこの斜めに刃を入れていくのが結構大変なんです。
反対側から切れ込みを入れて、あとは倒すのみ...
みんなで紐で引っ張りながら、倒していきます。
たおれたーーーーーーー!!!
切り株はこんな感じになりました。
倒した木々は、危険がないように山肌に転がしておきます。
本来は、木材として利用するというのが好ましいのですが、
現実的には日本の山々から切り出した木材を輸送するよりも、
外国から木材を輸入したほうが安いという経済的な理由があって、
日本の林業は難しい所にあるんですね。
切り株からは檜の良い香りがしました。
余談ですが、杉と檜の違いの見分け方を教わったのでお知らせします。
プロから言わせると、樹の幹だけ見ても、杉と檜の違いはわからないみたいです。
何しろこんな感じですから。
ではどうやって見分けるかというと、それは葉っぱを見る、ということでした。
写真左側の枯れてる方が杉。
写真右側の緑のほうが檜です。
違いは、葉っぱが尖っているかどうか。
丸まってる方が檜なんですって。
今日は、間伐の役割と、杉と檜の見分け方を覚えて帰ってくださいね!(文責:吉田丈治)
関連リンク
如倶楽部:http://www.kamaboko.com/gotoshiclub/
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